コントレックスはHIFU(高密度焦点式超音波)を用いた新型のたるみ治療機のことです。フランスのミネラルウォーターの名前にもコントレックスという名称が使用されていますが、こちらとは違います。
美容外科の一部で導入されており、皮膚の土台といわれるSMAS筋膜に直接熱エネルギーを加えることによって、筋肉の引き上げを目指すといういわば切らないフェイスリフトと言われている治療機です。
HIFUによってわざと熱損傷を起こさせると、損傷部分を治療する為に、人体の創傷治療作用が活発に働くことによってコラーゲンの産生が促進されるという仕組みです。その結果として皮膚の厚みや弾力性が増して、リフトアップ効果が長期的に得られるため最近注目されています。
レーザーと少しメカニズムは似ていますがそれとは大きく違うところは、コントレックスによる熱エネルギーでは皮膚表面にエネルギーが吸収されません。その結果として、皮膚にダメージを及ぼすことなく治療が出来るため身体の負担がほとんどないことが大きなメリットです。
治療に向いている人は、リフトケアを目的としている人や小じわ・肌のハリを得たい方などに効果があります。さらには、肌質がたるんで下がってきてしまった人にとっても利用すると便利です。従来の機械では難しいとされていた筋膜の引き上げがこの治療機で可能となっていることから、一部のクリニックで導入されています。
デメリットに関しては、特にあまりありません。きちんとした医師のもとで行えば、トラブルになることはほとんどないと考えてよいでしょう。
ただ、一応注意しておきたいことはあります。最初にコントレックスを顔に行う場合には少し気を付けておくことがあります。というのも、顔には表情を作る大事な顔面神経や知覚神経が通っており、もしも神経にあたってしまった場合に麻痺が出たりしびれを感じる場合がないとは言い切れません。ただ、神経が通るような部位では出力を調整したりして細かい配慮を行って施術をする仕組みとなっていますのであまり問題になることはないでしょう。
基本的には障害が出るほどの症状が起きることはないと考えても良いです。万が一出たとしても2週間から1ヶ月ほどの時間経過で改善していくため、少し気にする人もいますがそこまで難しく考える必要はありません。
ただ、他にも注意事項があり施術が出来ない人もいますので覚えておくようにしましょう。皮膚に湿疹等のトラブルがある方・妊娠中の方・ペースメーカーなど医療用電子機器をご利用の方の利用は禁止です。さらには、アレルギーをお持ちの方や感染症をお持ちの場合はご利用頂けません。疑われる場合には、医師に正直に報告することはトラブル防止のために重要です。
効果や痛みには個人差があり、まったく痛みを感じないというわけではないです。ただ、多くの場合はそこまで痛くはないといわれています。少し違和感を覚えることはありますが、通常においては気にするほどではないといえます。
施術をした後の深層は傷ついている状態です。そのため、施術後から少しの間は筋肉痛のような痛みや、押したときに鈍痛が出ることがあります。だからといって強くこすったりすることは避けましょう。また、マッサージなども数日控えおいたほうが安全です。シャワー・入浴や洗顔程度であれば、施術を行った直後でも行って問題はありません。終わった直後からメイクが可能なので、この点もコントレックスが選ばれやすい理由といえます。
医療クリニックでは、顔に大切な神経が通っているということから基本として施術前にまずは麻酔クリームを顔全体へ塗っていくようになっています。それから照射を行いますので痛みには充分配慮してくれます。
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