加齢によりさまざまな肌の悩みを持つようになることと思いますが、その一つに皮膚のたるみが挙げられます。皮膚のたるみが毛穴のたるみへとつながり、頬や小鼻の脇の毛穴が広がり楕円形のように変形してしまうと、毛穴が目立つことにもなり鏡で自分の顔を見るだけでも憂うつな気分となってしまいます。このようなたるみを改善するためには、毛穴の治療ももちろん必要ですが、肌自体のたるみ治療を行うことが求められます。一言でたるみ治療といってもマッサージやパックなどのセルフケアもたくさん紹介されていますが、やはり効果が高いのは美容クリニックで行う専門的な治療と言えます。たるみ治療の代表的な治療のひとつがフォトフェイシャルです。
そもそもフォトフェイシャルとは光を使った治療のことを指しています。メイク落とした肌に、光を透過するジェルを塗り顔全体もしくは毛穴の気になる場所に光を照射していきます。レーザー治療とは異なり、レーザーは一つの波長ですが、こちらの場合には波長の幅が広い光を使用します。マシンに搭載されているカットフィルターと呼ばれるもので波長を細かく調整できるような仕組みとなっています。そのため個人の症状に合わせて照射時間や出力などを設定することにより、肌の状態に合わせたオーダーメイドな治療を受けることが可能です。効果はレーザーよりもやや劣ることになりますが、一度の照射で幅広い肌トラブルに対応できることは大きな魅力といえます。
このフォトフェイシャルがなぜ毛穴のたるみに効くのかというと、光に真皮内のコラーゲンを増やす作用があるからです。真皮内に到達した光は、加齢により減ったコラーゲンを作り出す細胞を刺激します。この細胞が活性化することで、たくさんのコラーゲンがつくられるようにと変化することになります。これにより肌は本来の弾力を取り戻し、肌の内部からしっかりと支えられるようになることでしょう。たるんでいた肌もピンと張り、これに伴ってたるんだ毛穴も目立たなくなります。大きなメリットとしてダウンタイムがなく当日からもメイクができるということが挙げられます。施術を受けても肌が通常の状態に戻るのにそれほど時間がかかりません。レーザーの照射を受けた場合には、1週間程度は患部を絆創膏などを使って保護しなければなりませんが、フォトフェイシャルの場合には必要ないでしょう。施術をうけた当日からメイクをすることもでき、洗顔や入浴などもいつも通りで構いません。ほかの人にも気づかれにくいということはうれしいポイントと言えるでしょう。
たるみ治療に使われるフォトフェイシャルですが、実はたるみだけではなく様々な効果を得ることが期待できます。色素沈着と呼ばれる褐色のシミ、しわやくすみ、赤ら顔やハリ、弾力やツヤなどの衰えも改善が期待できるとされています。どのような施術にも個人差がありますが、フォトフェイシャルは肌のターンオーバーに合わせて3週間から1か月に一度程度の間隔で受けると良いとされています。一般的な美容クリニックの場合には、通常5回程度の施術を行うところが多いでしょう。一回の施術時間は顔全体でも15分から20分程度であり、仕事帰りなどでも気軽に受けられることは非常にうれしいことです。肌のより良い状態を維持するためにも、メンテナンスとして長く継続して利用している人も見られます。これは病気の治療ではないことから健康保険の適用にはなりません。通常であれば一回の相場の目安は3万円前後の設定が多いでしょう。複数のコースで申し込むと割引きが受けられる条件設定となっているところも多いものです。効果をより高めるためにも、クリニックによってはピーリングやイオン導入などとセットにしているところもみられます。
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